まだ小さかったころの僕の夢を見たそうだ。
姿が見えないなー、と思って探していたそうだ。
でも結局は見つかったと。小さい僕は隠れていたそうだ。
もう六十を過ぎているにもかかわらず、そんな夢を見てくれる母親に、あきれつつ感謝。
お袋以外では、そんなけったいな夢を見るやつなんていないからね。
でも夢の話を聞きつつ、心の中で「そのころの、可愛かったころの僕はもういないよ」と答えてた。
あなたから遠く離れた土地で生活しているあなたの息子は、もうずいぶん違う人間になっちゃったんですよ。
そういった思いは、もちろん言わなかった。
姿が見えないなー、と思って探していたそうだ。
でも結局は見つかったと。小さい僕は隠れていたそうだ。
もう六十を過ぎているにもかかわらず、そんな夢を見てくれる母親に、あきれつつ感謝。
お袋以外では、そんなけったいな夢を見るやつなんていないからね。
でも夢の話を聞きつつ、心の中で「そのころの、可愛かったころの僕はもういないよ」と答えてた。
あなたから遠く離れた土地で生活しているあなたの息子は、もうずいぶん違う人間になっちゃったんですよ。
そういった思いは、もちろん言わなかった。
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