一月半ほど前。

付き合っていた女性から、「もう会いたくない」と告げられた。

その人のことを、今も考える。思い出すというよりも、
考えている。

ここの日記サイトに登録して日記を書き始めたのは、自分に
客観性を与えるため。

実際に、この日記を読んでいる人はほとんどいないだろう。

それでも別にかまわない。
「公開されている日記」ということに意義がある。

そう思う。

今日から八月。

二十九日まで忙しかったが、それ以降の二日間は遊んで暮らした。

昨日は湖のそばの公園で、アイスなんぞを食べたり。空港まで
自転車で行ってみたり。

今日からまた、いつもの生活に戻さねば。

メガネの度が合わなくなってきたのか。たえず頭痛と眼の周囲に
痛みあり。
たいていの場合、新宿のメガネドラッグでメガネの調製を
やってもらっていたのだが、当分行ける見込みなし。

東京の街を歩きたくなってきた。今頃ホームシックというわけ
ではないのだけれど。

新宿の雑踏。渋谷のハンズ周辺の入り組んだ道。そして上野。

生まれ育った都市よりも東京に郷愁を感じる。

頭のいいことが、幸せな人生を保障するわけではない。

以前、付き合っていた女性は、自分の頭の良さを過信していた。
理性の力を妄信していたといってもいい。

確かに彼女は頭がよかった。少なくとも俺よりは。
もちろん、何を基準に頭がいいとするかは難しい。
ただ、彼女は知能も記憶力もすばらしかった。学歴もすごかった。

しかし、彼女は自分の置かれている境遇に満足していなかった。
傍目から見ていても、確かに彼女はその能力に見合った評価や
結果を得ていないようだった。

そういった中で、自分の頭のよさを最後の砦にしていたのかも
しれない。つまり、現状によって傷つれられている自尊心を
支えるための、砦。

幸せとはいいがたい夫婦仲。流産。職場での高くない評価。
そういったことが、彼女の人生に影を落としていた。

頭のよさが、満ちたりた人生をもたらすひとつのファクターで
あることは事実。しかし、それ以外のいろいろなことが、
年を取るとともに、大きなポジションを占めていくのだろう。

俺も気をつけなければ。ちっぽけな過去の記憶に頼って、
プライドを保とうとするのは、寂しいことのように思える。

昨日の朝、Writingを提出。最初に獣医学のほうへ。
朝六時半なのに、もう事務の人が一人。
目的のオフィスの場所を聞いたら、とても親切に教えてくれた。

つぎに機械系へ。七時になるまで開いてくれないことを知る。
旧館でうろうろ。それから渡り廊下を通って、新館に入る。
館内の建築スタイルはとても印象深し。

で、いったん病院に戻ってから、家に帰って寝た。夕方起床。
今ごろ、MatrixをDVDでみる。トリニティLOVE。
でも、「愛」がすべてを解決するのはいかがなものか。

筋トレ開始。しょーもない医者が言っていたことを無視して、
腹筋なんかもしてみる。

レッドブルは効く。びっくりするぐらいに。

マイスリーがなければ、これから眠ろうとしても
まったく眠れないことだろう。

今まで、ずっと終えることのできなかったセクションを
一時間ほど前に終えた。

Hospitalの近くで、ボヤが起きた。レストランと思われる建物で。

午前三時帰宅。

ブレイクスルー。突破口をつかむ。Ovarian Hormoneの影響が
in vivoで反映されていないなら、それでいい。そういう結論を
示せばいい。

Dataの核心をつかめないなら、次に行うことはその原因を明らか
にすることだ。

「いったいなにが、俺に頭を抱え込ませているのだろう?」

そんな感じで困難の本質を解明すればいい。

それから、その困難さを回避するにはどうしたらいいか、
視点を変えることが有効かどうかを議論すればいい。

人の話を一度で覚えることは、思いのほか大切と実感。
仕事がらみでなくても。何気ない会話の中の情報も、
きっちり頭に叩き込む必要、あり。
どれくらい大切かというと、まあ、そのほうが
付き合っている女性に嫌われなくて済むという程度だが。

その手のスキルの優先順位は、俺の中ではきわめて低かった
のだが...。そんなことを気にするより、もっと気を
使うべきことがあるような気がしていたのだけど...。

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杏様

リンク、ありがとうございました。
初めてのリンクということで、うれしかったです。

.....だから全ての愛を与えてくれる人がいたら、
心して受け取り逃がしてはならない。by Dylan

午前十時帰宅。キムチを食す。これからシャワーを浴びて寝る。
マイスリーを半錠、ソラナックスを一錠、服用予定。

Writingについていえば、山、越える。外堀埋まる。

子供を生む、生まないの段階であれば「責任」ということが、問題になろうかと思う。しかし、人を愛するということにも、責任が問われたりするのだろうか。